チャリティイベント込TMvs甲府

at 多摩陸こと多摩市立陸上競技場です。俺の幼少期の思い出が色々と詰まり過ぎててアレな地域です。寒いです。道の向こうは稲城です。ちなみに多摩陸から程近い聖ヶ丘高校(多摩大学付属)には、その昔、ジャン・アレジの嫁が通っていました。だから何だって話なのですが。
被災地支援に向けて意義のある取り組みである事はもちろんなのですが、それにもましてみんなサッカーに飢えてるんだなぁ、という事が良く分かるスタンドの埋まりっぷりでした。屋台とか出てましたね。そのほか、チャリティ関係の催しも。
出来る事から、少しずつ。それでみんなが楽しめればなお良いのかなと。
それにしても家から車で行く途中、どういうわけか前を甲府のチームバスが走ってました。あの、試合開始予定時間30分前なんですけど。中央高速道が混んでたのかね。
あ、あとヴェルディのチームバスも新しいのが来たんですね。飯田産業様ご提供との事。感謝。

試合は45分×3セット。1-1、1-1、0-0で計2-2のドローだった模様。個人的には2本目が終わったところで寒かったので撤収。
メンバーとかはめんどくさいから公式携帯サイトとか見るよろし。
注目点は1・2本目のボランチユニットを小林・菊岡とした事ですかね。
小林のセンスとか技術、狙いどころの面白さは出たと思います。ああ上手すぎてイヤなガキだ(すごい褒め言葉)。ただ守備時に腰高な感じが不安なのと、声で動かす部分はまだ遠慮があるかなぁ、という。それと菊岡も含めて、確かに上手さはあるけど、同時に良くないボールの失い方があって、そこをなくしていかないと良いゲームできませんよ、という感じ。接点でボールが後ろにこぼれがちなのもマイナス。ここはどうしても注文の多くなるポジションなので難しいところですけれど、若い才能を伸ばしながらリスクをどう取っていくか、どう責任を負わせていくかというのは、色々と難しいところですね、とあらためて。
土屋も富澤もいないので高橋と深津のCB組でしたが、この人たちももうちょっと声で全体を動かさないとまずいですね。あとCBが両方揃ってボール持った時にバタつくとか怖いです。甲府が前からしつこい守備をしてくるチームだけに、雑な捌きが出るのはイヤですね。また2人とも強さとボールを奪う技術の面でアンバランス。ガツンと行けば良いってもんじゃないだろうに。周囲の枚数とか考慮に入れてプレーすべきところで自分の対面しか見てないとかね。ここはもう少ししっかりと。
平本と河野は存在感を出してますね。安定感というか。一番安定から程遠そうな2人なんですけどね。不可解な貫禄。森と福田の両翼も、ひとまずこれで落ち着きそう。徐々に役割が整理されてきている印象。井上のコンディションも良さそう。高木善朗はキレという面でもう少しだったかな。GKの柴崎も良い意味で重量感が出てきていて、伊達にプロで10年生き残ったわけじゃないんだな、と思わせます。
アポジがもう少し見たかったのですが、まあ多分、今の段階ではチームにフィットさせる方が先決ですかね。「すげえ加速力はありそうだけど」ぐらいの感じ。平繁も計算はできそう。2本目でマラニョンが都合3度あった決定機のことごとくを外し倒し、ヴェルディサポーターからも甲府サポーターからも「やっぱマラニョンだな」的な反応が寄せられておりました。

攻撃面ではつないでいこうという局面でミスが何度か出たのは残念。むしろ長いボールを起点に少ないタッチで速い攻めを見せたときには、技術の正確さが出た気がします。寄せられた場面で2タッチとかじゃなく、タッチ減らして早いパスゲームできるようにしていくのが課題かな。そのためにももう少し全体の運動量を上げていかないとね。
守備面も悪くはないかな、と思いつつ、リスクかけて攻めた時の切り替えとかもう少し上げて欲しいのと、あとはそういう場面でのバランスの取り方とか、特にサイドバックとボランチに工夫と協力が必要で、今はボランチが少し経験不足な感が否めないため、ちゃんと周囲が声かけてマネージした方が良いよね、という気がするところ。

いくつか調整面での課題が残るなぁ、とは思いつつ、ま、焦らずに仕切り直しましょう。
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2018年11月

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