2011年6月アーカイブ

なかなか前に進まない

という感想ですかね。
草津戦は1-3での敗戦。
ピンチの数がさほど多かったわけではないという印象ながら、カウンターをしっかりと沈められてしまいました、というところ。
もちろん、ヴェルディが良かったとまでは言えないんだけれども、印象としては「ひとつ良くなると、ひとつ悪くなる」というような。
最初の失点シーンが、ねぇ。ラフィーニャのような選手が待ってる状況で、井上のパスミス→高橋の対応ミス→深津がスリップという3つのミスが連鎖して起こってしまっては、ちょっとね。
草津はラフィーニャや萬代、アレックスといった「弾頭」をしっかり使う準備が出来ていて、攻撃の仕掛りに迷いがないね、と。後ろから上げるボールの質が多少悪くてもどうにかチャンスに出来てしまう、というところで統一感があるから、切り替えを早くすることに注力して、そこから手数をかけずにしっかり縦に出していけるな、と。中盤から前のタレントにバランスの良さがある、というのもそうだし、まあラフィーニャの存在ありきという部分はあるにしても、やる事はっきりしてるよな、というのは去年後半辺りから感じますね。
ヴェルディも攻め手の部分では、両サイドを意識的に高くして、ある程度の形は作れてたんだとは思うんですね。ただ、これでもどーだろ、という。右サイドに森をすえてそこから形はあったにしても、問題は右前が本当に井上で良いのか、という辺りでどうしても疑問が強くなる。井上自身のゴールに向かう形での力量は評価するにしても、例えば足元でボール受けて何かが出来るわけでもなく、スペースへ出て行く感覚は良しとしてもスピードがさほどあるわけではない。どうしても全体との関連性の中で見劣りする感は強くて、もうちょっと適正なポジションがありそうなもんだけど、という。平繁にしてもチームが攻撃に手数をかける分、ワンアクションでのプレーが求められてタイミングはシビアになってるし、相手のラインが高い時はともかく、相手がきちんとケアしている時にちょっと工夫が足りない感じはあるかなぁ。飯尾にしてもね。もうイイ年なんだからつまらん退場をするなよと。河野のボールへの絡み方を含めて、前の構成は一度考え直すべきなじゃないかな。
高橋の毎度毎度のミスを許容してられるほどチームに余裕があるとも思えないけれども、さりとて高さの不足というのはこのチームのアキレス腱でもあり、難しいところ。攻撃面では多少スムーズになってきてるかな、とは思うんだけどね。全体にサイドバックが上がった状態になってるときのバランスがどうにも。佐伯がカバーには来てるけど、片割れのボランチは前に行ってないと攻めの掛が悪い。となるとどうしても中盤の距離感がおかしくなる。せめて最終ラインからもっとマシなフィードが出せればな、というのはあるんだけれども。
コンディション面も含めて、ちょっと問題は増えてる感じですけど、マラニョンと森が戻った事で、多少は試せる部分も出てくるんでしょうかね。
いずれにせよ、チームの中でのメンバー構成含めて、少し優先順位を変える時期に来てるかな。ただこれをやるには、監督と選手の間の信頼関係とか緊張関係も影響してくるので、どうなるか読めないのが。ただ思い切って変える部分もないとね。結果出てないわけだし。
いずれにせよ、ちょっと昇格を狙うというにはお粗末な状況なので、個人的には結果の部分をある程度あきらめた上で、あとはお手並み拝見、というところになりそうです。

横浜FC戦の事

を書こうと思ってたんだけど、中断。
というのは、珍しくちゃんとビデオ録画してたので、一度詳細に見直しをしてみたくなったため。色々と気になっている事もあり、ちょっと現状を精査してみたくなった。

リザルトは1-0のリードを、退場者出した相手に後半立ち上がりに2点取られて逆転負け、という流れ。まあ結果は結果なので、それ以上は特にないというか。
前半、最高とは言えないにしても、少なくとも悪い内容とは思えなかった。それ以上に横浜FCには「何もなかった」ので、相手ありきの状況とは言え、ヴェルディの現状での「良さ」は何かを再確認してみたいというのが一点。それから失点シーンと後半の攻め口をちょっと整理してみて、「悪い」部分、問題点を抽出する作業をしてみようかなと。

何が出るかは分からないんだけれども、2時間のゲームを倍ぐらいの時間かけて調べてみるという作業は純粋に楽しいので、そういう良い教材になりそうだな、というあたり。

その結論を何かの形で残しておくかは別として。さて、いつその時間が取れるだろうと。

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