何とかペースを維持したい

生活とか仕事とかですね、はい。元来、ムラっけの人なので。

ムラっけと言いますと、久々に天鳳の段位戦をやってみたら、何か恐ろしく不恰好な麻雀をしてしまい、もう一回修行せな、とか思ったのですが、最近は牌を握る機会がめっきり減ってしまってなー、というアレです。麻雀は獏打のリズムというか、動作の「フォーム」みたいな部分が重要で、結構そこが狂ってくるとダメな感じです。思考も鈍ってくるような。で、そこって結局、調整とか練習なんじゃねーのかと思うんですよね。読みとか手作りというのは「前提」なので、あるレベル超えると、そこでの強弱はあんまり決まらないと思います。特にオチはありません。

ヴェルディはホーム2連戦を無失点で連勝。松本山雅戦の少し「取り込まれた」負けをどうやって解消していくかと思いましたが、土肥をスタメンに戻し、今一度守備の部分からやり直したのは、結果的に良かったんだろうと思います。
柴崎が先発している間、決して悪かったわけではない、とは思っています。ただ敗戦時や失点時、特にCBや柴崎自身から「もう少し声を掛け合えば失点しなかったのでは」という主旨の発言が出るのをたびたび見ていたので、特に土屋がいない状況だと、そういう確認の声、指示の声という問題が、やはりあったのではないかと思っていた次第です。
相手に攻めの形が見えなかった鳥取戦はともかく、熊本戦で数的不利の状況を抱えながらゲームを遂行できたことを考えると、もちろん土肥自身のビッグセーブもあったんですが、やっぱり動かす、集中させるという部分で、キャリアが出たな、と思いました。
熊本戦の2得点目、ああいう形で高橋が点を取ったのは、状況を考えるとハイリスク過ぎたとは思うものの、自分でも確信を持っていけているあたり、例えば国立での得点もそうですが、サイドバックとして使って来たことの意味というか、成果の表れかも知れないなと、そういう風にも感じます。深津はある程度コンスタントに良いプレーが続いてるので、怪我だけはしてくれるなよ、という感じ。

攻撃陣については、杉本健勇がいなくなって巻が入り、風景が変わったな、という印象は否めないですけど、一方で相手にとっては巻の存在感というか、ある種の怖さ、いやらしさみたいなものもあるのかなと、特に熊本戦の先制点などを見ると、感じるところです。後半戦はジョジマールが戦力としてもっと必要とされるだろうなと思っていたら怪我してたりするので、アレックスがどうにかならないものかな、と思ってますが、出番なくてなぁ、という。
熊本はカウンターへの意識は良いですし、武富とか藤本とか駆け引きの上手い選手に北嶋が加わったことで、だいぶ「色々できる」感じは強まってましたけど、数的優位を生かすには工夫が足りなくて見た目よりも楽だった、というのは本音としてはあった。実際、そこそこ上手く守り通せたのは、それだけ守備への統一感が出来てきたからだろうし。だからまあ、後ろに関してはこのまま頑張りましょうね、という感じですか。

ただ攻撃陣は、少し難しくなってくるかも。現状で西の負担が大きいのはもちろんなんですけど、今の状況だと外すに外せない。しかし全体として余裕がなく、そのしわ寄せが西や飯尾や阿部にかかってくると厳しい。そういう選手層の問題が露呈しつつある中で、小林祐希のレンタル移籍の報などが入ってくると、やりくりキツイ感が強まってきます。
ボランチに関しては佐伯が戻ってくれば駒は何とか、と思うものの、2列目はちょっと。ここをどうにか補強するか、アレックスをフィットさせるか、しかないような。中島翔哉などを上げる手はあるでしょうけど、それじゃ根本的な問題解決にならないでしょうし。鈴木慎吾はどこだ。
でも全体として、底上げは出来てきたかも、という感じも、あるにはあるんですよね。ベンチまで含めれば、まあまあ遜色なく組める。中後も退場はあったけれど、ここまで求められるクオリティは出してきてると思うし、これなら後半に梶川の機動力を生かすという展開も作れる。問題は「〆」というか、「トドメ」というか、そういう使い方が出来る選手がいないかな、という事。杉本竜二が長期離脱なので、南あたりに奮起して欲しいところですが、さて。だから鈴木慎吾はどこいったんだよマジで。あとはアレックスどうにかしろ。

祐希のことについても。
環境変えて、本人としても一度、自分とよく向き合ってみる事が必要だろうと。
野心がある事は決して悪いことじゃないけれども、そんなに焦っても仕方がないだろう、という風にも大人目線としては思うし、一方で、そういう若者の焦燥感を全否定しては何もならない、というのもある。だからこそ、もう一度、サッカーに集中して、自分の中の課題を整理して欲しいな、と思うし、その先のキャリアをどうするかは、プロである自分で決めるしかないんだから、それ以上は何もないし、という。今年は今年。来年は、また来年。

で、こういう話が持ち上がったときに、「何で放出するんだ」とかフロント批判を始めるのは斜め上過ぎるだろと思うし、想像力が欠如し過ぎてるだろバカだなぁと哀れな気持ちになるので、もう少し選手の事を考えてやれよ、という結論を押し付けたいと思っています。チームと選手とクラブとサポーターというのは、それぞれ少しずつ違う利害関係で動いているのだ、という事をきちんと認めたほうが良いし、それが出来ないと、ただ嫌いになっていくだけだよ、という事も知って欲しい。特にヴェルディのようなクラブの場合は。

取り留めのない話ではありますが、ここから暑くなってくるところで対戦相手も厳しいのがズラっと並んできますから、まあとにかく、できるだけみんなで頑張りましょう、というあたりで。
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2018年11月

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