家族が増えまして。

去る5月某日に、娘が生まれました。
2児の父になったというわけです。俺が?マジで?というような。

生まれました、と言ってもがんばったのはもっぱら奥さんでして、私などは息子の面倒を適当に見つつ、ただ待っていただけなのですが、やはり新しい生命が現れて、今まさに自分の腕の中にいるのだ、というのは、つくづく不思議な感慨を抱くものであります。はい。

長男の方もそうだったんですが、長女の方も生まれたときから割とはっきりした二重まぶたでして、これはもう奥さんの遺伝子の勝利であるなと。ちなみに息子の髪の毛がくるくるした天然パーマなのも奥さんの遺伝子力であり、まあこちらの遺伝子など取るに足らぬと、そういう話なのかもしれません。将来どうなるかは分かりませんが。

何となく、いつの間にか人が増えていく中で、自分の生活のありようみたいなものも、いつの間にか変わっていくんであろうと。それが良い悪いとか、好き嫌いという話でもなく、もうあとはこう「何のために生きるか」的な事はどうでもよくなってきて、目前の淡々とした生活をやり遂げていく中で、家族が少しでも幸せを感じてくれるならそれで良いという事なんだろうなと、そういう気持ちを持っているところです。

考える事が増えたなぁ、と思う一方で、割とサッカー見るときは息子を膝に抱っこしたまま、ただ楽しめるという感じになってきて、そこはバランスなんだと思います。子供たちが大きくなったときにゴール裏に行きたいとか言い出すかも知れませんし、それを止めようとも思わないですけど、きっと子供たちは子供たちなりに自分の楽しい事を見つけていくんだろうし、そうなればまた、僕がサッカーを見たり趣味をしたりという立ち位置も変わってくるのかな、とか。

愛媛戦は味スタに行ってましたが、長男は母がまだ退院してこないので少しご機嫌が悪く、行く道ながらに「サッカーやだ」と言ってみたり、いつもは応援に合わせて手拍子したりするですけども、それもちょっと気乗りしない感じで、前半終ったあたりで「帰ろうか」と言い出しまして。

で、まあ、少し歩いたり、ジュース飲んだりしてはみたものの、気が乗らない様子は変わらないので、後半はじめあたりで帰路についたりしました。ただ、前半の様子と、後半の入り方を見て「5分だけ待って」と子供を留め置き、予想通りというか、飯尾のゴールだけは見ることができたわけなんですが。

今のチームは発展途上感があるとはいえ、チームとしてのまとまりを感じさせるようにはなってきました。ただポテンシャルとしてはどうなのだろう、というのは、例えば福井と石神のポジションを変えてみたり、前田の先発起用であったり、こう、大胆に着手するほどの厚みがまだないのかな、という感じにも見えます。

僕もそこそこオッサンになってきて、今さら将来のあれこれでもないわけですけど、でもまあ、今とりあえず手元にあるものをきちんと大事にして、それを育て上げる、という事に力を尽くしていかないとなぁ、などと思いますね。

サッカーも、家族も、仕事も、まあ、そういうことなのかな、と。

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2018年11月

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